サウナダイエットは、直接的な効果がある
というよりは、瘦せやすい体を作る
ダイエット方法です。
健康な体を作るという目的で行えば、
結果的にダイエットに繋がりますよ。
実は、サウナ浴は10分で30kcal程度の
カロリー消費しかないというデータも…。
サウナにちょっと入ったからといって、
すぐに体重が落ちてくれるわけではない
ということですね。
ですが、健康的な体を作ることは、
そのままダイエットに繋がっています。
そういう意味で、サウナはダイエットに
有効です。以下の情報を参考にして、
健康的なダイエットを!
本当に痩せるのか?ダイエット効果のあるサウナの入り方とは?
サウナには瘦せるイメージがあります。
が、既に述べてきたように、痩せるには
「サウナをどのように使うか」
が、ポイントになります。
正しい使い方をすることで、代謝がUPし
ダイエットにつながります。
また、サウナには痩せやすい体をつくる
以外にも、様々な効果があります。
「美肌」
「リラクゼーション」
サウナ習慣で、これらの効果も
手に入れましょう。
それでは、サウナの更なる効果を
引き出す入り方を紹介していきます。
●『温冷交代浴』
これは、血行促進に役立つ入り方。
「温める」→「冷ます」
→「温める」→「温める」
といった風に、サウナと水風呂に
交互に入る方法です。
心臓や血管のポンプ機能が上がり、
発汗作用も高まります。
サウナの入り方としては、メジャーな
方法ですね。
水風呂に入ることで肌が引き締まり、
熱を閉じ込めるので、保温効果もあります。
温冷を繰り返すことで、自律神経の
バランスも整うので、ストレスで太る
ことも少なくなってきますよ。
●『繰り返し浴』
この方法では、まずサウナに入って
シャワーで汗を流します。
ここまでは上記の方法と同じですが、
そのあと水風呂には入りません。
ひたすらに体を温めていく方法で、
冷え性の方には特に効果的です。
ポイントとしては、2回、3回と
繰り返す度に、サウナに入っている
時間を短くしていくこと。
●『低温浴』
ストレスを抱えやすく、過食に向かって
しまう方にオススメなのが「低温浴」。
70度ほどの低温サウナでゆっくりと
体を温めて、副交感神経を優位にして
気分を落ちつかせていきましょう。
うつ病や不眠症にも効きますよ。
サウナ直後の水風呂は危険!?サウナダイエットでNGなこととは?
サウナダイエットで気を付けるのは
「水風呂」の扱い方。
サウナから出て、急に水風呂に入ると
体は急激な温度変化にさらされますよね。
考えてみれば分かるんですが、人間は
あんまり急な変化には耐えられません。
冬場に話題になる「ヒートショック」も、
急な温度変化によって血圧の急激な
変動が起き、心臓や脳の血管に過度の
負担がかかって起こる現象です。
ですので、熱を冷まそうと急いで水風呂に
入ってしまうと、大変なことになって
しまう可能性もあります。
急激な温度変化で血管が収縮して、
血圧が急上昇。血管の壁に大きな負荷が
かかって、心筋梗塞や脳梗塞の原因と
なってしまうかも…。
ですが、サウナの後に水風呂に入るのが
絶対にNGというワケではありません。
少し時間をおくことがポイントです。
また、サウナと水風呂の関係について、
「脱水症状」にも気を付けましょう。
サウナ内部の温度は90度にもなります。
当然ですが、急激な発汗作用を起こし、
体内の水分が奪われます。
汗をかいた直後に水風呂に入ると、
自分が脱水症状を起こしていることに
気付かない場合があるんです。
皮膚の温度が一時的に下がることで、
脱水症状に気付きづらくなるんですね。
入浴中に倒れる方を見たことがある
でしょうか?
あれは、ヒートショックが原因の場合も
あれば、脱水症状を起こしている場合も
あるんです。
ですので、サウナだけでなく、温泉などに
入る時も、水分はしっかり摂りましょう。
ダイエットで体を壊しては意味がありません。
正しい知識を持って、自分の体を守りながら
ダイエットをしていきましょう。
まとめ
サウナにはダイエット効果が期待できます。
しかし、適切な入り方をしなければ、
効果が期待できないばかりか、あなたの
体にリスクがあります。
サウナダイエットは、水分を十分に
取りながら行っていきましょう。