フリーランスという言葉、さまざまな
情報媒体で毎日のように目にしますよね。
実情はどうなのか?
儲かるフリーランスとは?
「口コミで広がる」
「納期の明確化」
「顧客のニーズに合わせられる」
など、儲けているフリーランサーは
必要な要素をきっちり押さえています。
また、活動していく中で人それぞれに
重要視するポイントが出てくるでしょう。
例えば、私であれば
いかにクライアントが
求める記事を提供できるか?
という点。WEBライターとして働いて
きて、一番求められるのはそこでした。
今回は、フリーランスの不安な部分や
魅力、また困難な部分から退職方法まで、
色々と紹介したいと思います。
フリーランスが抱える将来的不安の検証と今からできる対処法!
フリーランスは年々増える傾向にあります。
会社の縛りもなく、働き方は自由。
しかしその反面、全てを自分で運営
していかなければなりません。
また、収入面も会社とは異なります。
待っていても仕事は入って来ませんから、
自身のスキルや営業力で仕事を手に入れ、
お金に変えていかなければなりません。
「2015年版小規模企業白書」によると、
7割のフリーランスが仕事に不安が
あると答えています。
では、その不安とはなんなのか?
具体的に見ていきましょう。
●『未来の予想がつかない』
将来性を考えて不安になる方は多いです。
仕事が無くなったら…
突然身体を壊したら…
貯金が必要と考える方も多いでしょう。
しかし現実は厳しく、フリーランサーの
約6割が年収300万円未満
約4割が年収100万円未満
(2015年版小規模企業白書)
という状態です。
ですが、会社勤めでも安泰とは言えないのが
現代の実情。今や定年まで勤め上げられる
という保証はなにもありません。
自分の仕事の価値は何なのか?
それを常に考えていくことが
非常に大事だと、私は思っています。
フリーランスで生活していくと決めた
のなら、常にスキルを学び、磨いていく
ことだけが未来を約束してくれますよ。
●『時間が空くことで不安になる』
フリーランスにとって致命的なのは、
仕事がないことです。
仕事をこなしている時はまだいいの
ですが、無くなると途端に将来の不安を
考えてしまうので、厄介ですよ。
生活費や、各種支払いなどが滞っている
というフリーランスもいることでしょう。
解決法はただ一つ。
営業力を身につけて、稼いだお金は
少しでも貯蓄していくことです。
●『健康面』
フリーランスは、時間も場所も自由です。
そこはフリーランスのメリットですが、
時間が完全に自由ということは、勿論
深夜に仕事をする方もいるということ。
しかし、そんな仕事スタイルを続けて
いると、身体の不調の原因になるのも
また然りですよね。
また、部屋にこもって作業をする傾向が
ありますので、運動不足になりがちです。
そんな状態が続くと、最悪の場合、
入院するハメに…。
当然のことながら、入院中は仕事が
できません。収入に大きく響いてきます。
フリーランスにとって、健康管理は
最重要事項と言っても過言ではないのです。
毎日の運動ノルマを決めるなど、自分で
工夫をしていく必要があります。
私はライターをしていますが、健康を考えて
毎日筋トレのメニューをこなすことにして
います。おかげさまで、健康的にライターを
させていただいていますよ。
不安なのは自分だけじゃないと分かっては
いても、どうしても不安になってしまう
ことはあるものですよね。
そんな不安の解消法をお示しします。
●『小規模企業共済に加入』
「小規模企業共済」というのは、起業家や
フリーランスが退職、事業廃止で共済金を
受け取ることができる制度です。
積み立てた掛金によって、受け取れる
金額は変わってきますよ。
小規模企業共済に加入すると、掛金を
納めた期間によって最大120%の
共済金を受けることが可能になります。
そして、嬉しいことに掛金は
「月額1,000〜70,000円の間から500円単位」
で、積み立てていけるんです。
つまり、稼ぎの少ないフリーランスでも
積み立て可能ということ!
しかし、注意点が一つ。
この小規模企業共済、最低20年間積み立て
なければ、共済金の額は積立金より少なく
なってしまうんです。
●『あまり案件にこだわらない』
フリーランスにとって、継続して
仕事をくれるクライアントは重要です。
しかし、継続的に仕事をもらって
いたとしても、1つのクライアント
だけにこだわるのは危険です。
例え安定したクオリティで成果物を
収めていたとしても、次回もまた
継続してもらえる保証はないからです。
ですので、フリーランスとして活動
していく以上、
「ポートフォリオサイト作成力」
「SNSの発信力」
これらの自己アピール・営業のスキルも
磨いていかなければなりません。
そして、いくつかの契約先をキープ
できるようになりましょう。
まずは仕事を取ってくることが
大切です。オススメは、
「フリーランス向けのエージェントや
クラウドソーシング」
これらを利用して、
まずは単価にこだわるよりも、
数をこなしていきましょう!
誠実に仕事をしていけば、高単価で
仕事を任せてもらえるようになります。
なんでもコツコツと楽しんで
やることが、続ける秘訣です。
●『不安を書く』
抱えている不安をただ紙に書き連ねるだけ。
それだけでも、不安の内容が明確化されて
気持ちがスッキリするものなんですよ。
今は解決策が浮かばなくても、不安の
原因を突き詰めておけば、ある時
ふっ、とひらめきがやってきます。
フリーランス未経験者がしがちな失敗談から学ぶ天国と地獄
フリーランス生活には、
天国と地獄があります。
こういうと物凄いインパクトが
ありますが、結局は人によりけりです。
気楽に受け止めてくださいね!
●『フリーランスは甘くない』
地獄というと、言葉が強すぎて逆に
イメージし辛いかもしれません。
ですが、非常に現実的な話です。
「生活費を自分で稼ぐこと」
「安定した仕事の受注」
「仕事のスキルを上げる」
これができれば天国、できなければ地獄です。
特にWEB系のフリーランスは、クライアントが
求める成果物を的確に納品する必要があります。
相手が何を求めているのかを正確に把握する
スキルを手に入れましょう。
WEB業界も人手不足ですので、仕事の
受注自体は比較的容易です。
初心者の方は、まず単価の安い平易な仕事を
請けて、スキルを磨いていきましょう。
続けることで、確かな実力が身に着き、
収入も安定してきます。
フリーランス地獄に陥らないために、
最低限上記の3つの要素をこなせる
ようになりましょう。
また、貯蓄も重要です。
事故に巻き込まれたり、相手先が倒産したり、
自分の力ではどうにもならないことが起こる
かもしれません。
備えあれば憂いなし、ですね。
まとめ
フリーランスとして生活していくのには、
困難な面も素晴らしい面もあります。
ここ10年間で、潰れている会社は
9割を超えるというデータもあるほど。
会社勤めが安全という訳でもありません。
結局のところ、フリーランスだろうが
会社勤めだろうが、自分次第なのです。
本当の自由とは、自分の人生を自分で選ぶ
ということだと、私は思います。
あなたはどう思いますか?