炭水化物抜きダイエットは
食物繊維の摂取量低下に繋がり、
腸内環境の悪化で下痢に繋がるなど
健康面でのリスクがあるため、
あまり、オススメはできません。
しかし、食べる物によっては、
あなたに最適なダイエットにもなります。
今回はここで、炭水化物抜きダイエットの
危険性を、一日の炭水化物摂取量の目安などと
合わせて紹介していきます。
ぜひ、ご覧ください。
炭水化物抜きダイエットで起こる危険性は？
炭水化物抜きダイエットが
体重を落とすのに効果的なのは、事実です。
現に私も、その方法で１週間で５㎏落としました。
しかし、炭水化物を抜けば体重は落とせますが、
引き締まった体を手に入れることは困難です。
また、
髪の毛がボロボロになったり、
体内のリズムが狂ったり、
肌にも悪影響がでたりと、
副作用のような結果が出る場合もあるので、
炭水化物ダイエットはあまり
おススメできません。
炭水化物は体内で
「ブドウ糖」に分解されていきますが、
このブドウ糖は体にとって
とても重要な役割をたくさん持っています。
その中でも最重要なのは脳への影響です。
なんと、脳がエネルギーにできるのは
「ブドウ糖」だけなんです。
つまり、ブドウ糖が脳に行き届かなければ、
脳の機能が落ちてしまうということです。
では、炭水化物を抜く危険性を説明していきますね。
① 『代謝が悪くなり、集中力が低下』
ブドウ糖が摂れない状態になれば、
脳機能が低下し、集中力が
落ちてしまいます。
あなたも
「あ～なかなか集中できないなあ～」
という経験をしたことがあると思いますが、
炭水化物をしっかりと摂れていないことが
原因の可能性もあるんですよ。
また、
内臓機能が衰えたり、
下痢になったりするので、
気をつけたいところですね。
ですので、
炭水化物ダイエットは確かに、
体重は落ちますが、
体の健康状態には悪影響を与える危険性が
ありますので、美しい体を保つためには、
ある程度のブドウ糖の摂取は必要ですよ。
良い体を作るには、代謝を良くし、
脂肪を燃焼させることが大切になってきます。
エネルギー不足になってしまえば、
代謝が悪くなり、脂肪燃焼が上手くできずに
かえって太ることになってしまうかも…。
② 『逆に太る要因に』
あなたも経験があるかもしれませんが、
炭水化物を抜くと、やたらと
他のおかずを食べだしたり、
最悪な場合はお菓子に手を出してしまったりと
満足できずに結局、他のものを食べ過ぎて、
太ってしまうという結果になります。
炭水化物を抜いた分、
タンパク質を過剰に摂ってしまっては、
体内に余分に蓄積していくだけです。
やせるために炭水化物を抜いたのに、
逆に太ってしまうという悲しい結果に…。
ですので個人的には、まず、
朝食はお米を摂ることをオススメしますよ。
お米を食べるのと食べないのとでは、
その日の体の調子も違ってきますし、
集中力も上がっていきますよ。
③ 『肌あれや老化の原因に』
炭水化物には
デンプンや食物繊維が含まれていて、
腸内環境を整える方向に作用してくれます。
便秘や老化の原因の一つは、腸に流れてくる
栄養がタンパク質や脂肪に偏ってしまい、
腸の働きが悪くなってしまうことなんですよ。
ですので、
いかに代謝を上げるかがポイントになってきます。
日頃の食生活を少し見直してみてはいかがでしょうか？
必要な炭水化物の摂取量は１日にどれくらい？
「１日の摂取エネルギーのうち、
約55～60％を炭水化物から摂る」ことが、
目安になっていますが、個人差はありますよ。
私の意見ですが、それぞれの消費エネルギーや
摂取エネルギーで状況は変わってくると思います。
上記の目安は、あくまで目安として見ておくと、
ダイエット中でも、きゅうくつな生活に
ならなくて済むと思います。
適量の炭水化物の摂取を心がけていきましょう。
炭水化物抜きダイエットの正しい食事方法で逆効果を防ぐ
炭水化物抜きダイエットでのポイントは、
「炭水化物を抜く場合はそれとは別に食物繊維を摂る」
ことです。意識して実践してみましょう。
炭水化物は糖質と食物繊維で構成されています。
つまり、炭水化物を抜くということは、
腸内環境に必要な食物繊維も抜くということ。
即「腸内環境の悪化」に繋がってしまいます。
糖質が減るのは、ダイエットをするあなたに
とっては嬉しいことですが、同時に
腸に大事な食物繊維までも減ってしまうので、
便秘になってしまう危険性もあるのです。
ですので、どうしても、
炭水化物抜きダイエットをしたいのであれば、
別に食物繊維を含む食べ物を摂って
補うことをおススメします。
ここで、炭水化物抜きダイエットで食べてもいい物を紹介しますね。
●『牛肉(肩ロース)、肉類』
こちらは、炭水化物はほとんど含まれていません。
代わりにタンパク質が多く含まれているので、
ダイエットには最適な食材です。
●『お刺身(お刺身生魚)』
こちらも炭水化物は少ないですし、
ヘルシーなので、ダイエットには
オススメしたいですね。
●『大根』
当然、炭水化物が少ないですし、
野菜の中では食べ応えも楽しめるものなので、
ダイエットには有効ですね。
●『枝豆』
こちらは、食物繊維が多く含まれ、
糖質が少ないのが特徴ですよ。
炭水化物の量としては多いですが、
半分は食物繊維ですので、非常に
健康的にダイエット出来ると思います。
●『ごま油』
こちらは、炭水化物は含まれておらず、
コレステロール値を下げる効果を
発揮しますので、
ぜひ、ダイエットに使用してみてください。
まとめ
炭水化物抜きダイエットは、
あまりオススメできるものではありませんが、
短期間で瘦せたい場合は、有効です。
しかし、その反面、腸内環境が悪くなるなど
体の異変を引き起こす危険性もありますので、
炭水化物抜きダイエットをする際は、
食べるものをしっかり自分で選択して、
チャレンジしてみてください。
