新幹線で旅行や出張に
出かける人は多いですよね。
新幹線に乗るときは、座席トラブルに
あわないよう注意する必要があります。
新幹線の座席のリクライニングは、
思い切り倒さないのがマナーです。
人によってはMAX倒す人もいますが、
後ろの席の人に迷惑がかかるでしょう。
新幹線の席を回転させるときも同じです。
向かい合わせの席にした時、他人が
いたらその人に迷惑がかかります。
では、座席トラブルに巻き込まれない
ためにはどうしたらいいのでしょうか？
ここでは、座席の倒し方や
向きの変え方のマナーをご紹介します。
新幹線の座席トラブルに
巻き込まれたくない方、必見です！
正しいルールは？新幹線の座席の向きを変える時はどうする！？
3人以上で、新幹線での出張や旅行に
出かけることってありますよね。
そんな時、座席を向かい合わせにしたく
なります。そうすると、みんなで会話が
しやすいからです。
でも、新幹線の座席の向きを変えると、
注意される場合があるのです。
向きが変えられるレバーが付いている
んだから、使ってもいいはずですよね。
ただ、それは乗客が少ない場合です。
乗客が少ない自由席なら、向きを自由に
変えても誰にも迷惑はかかりません。
では、乗客が多い場合を想像して下さい。
向かい合って座る人が、全員知り合い
同士なら、特に問題はありません。
例えば、2人掛けシートを回転させて
4人で向かい合う場合。3人掛けシートを
回転させて6人で向かい合う場合。
でも、向かい合うシートに知り合い
以外の人が座っていたらどうでしょう。
この場合は、自由席でも指定席でも
回転させてはいけません。
どうしても回転させたいときは、相手に
回転させても良いか確認しましょう。
勝手に席を回転させるのは、
マナー違反なので厳禁です。
駅で大勢の人が乗ってきたら、
席の向きはもとに戻しておきましょう。
新幹線の座席を回転させる場合の
マナー違反行為が2つあります。
① 自由席を回転させて足を伸ばし、
一人で2席使う行為
→これは、完全にマナー違反ですよね。
自由席でいくら席が空いていたとしても、
これはNG行為です。周りの人だけで
なく、車掌さんにも注意されるでしょう。
② 混雑時に利用人数以上の席を占領する行為
→これは、他の乗客に対する完全な迷惑行為
です。新幹線は、大勢の乗客が利用する
公共交通機関。みんなが気持ちよく利用
できるようにマナーを守りましょう。
ちなみに、欧州の列車は新幹線のように
座席を回転する機能はついていません。
当然、列車によっては進行方向と逆向きに
座ることになります。逆向きだと酔って
しまう人にとってはつらいですよね。
その点、新幹線は回転させない限り全ての
座席が進行方向に向いています。
このように、進行方向と逆に座ると酔って
しまう人もいます。むやみに座席を回転
させないようにしましょう。
回転させたい時には、他の乗客に
許可をもらってからにしましょうね。
座席を回転させても迷惑がかからないのは
車両の最後列です。後ろに人がいないので、
安心して向きを変えられます。
最後列でない席の向きを変える場合は、
背もたれを思い切り倒さないように
気を付けてください。
なぜなら、回転した椅子は背もたれが
ぶつかりやすくなっています。背もたれを
倒す際にはいつも以上に注意しましょうね。
新幹線トラブルと言えば！座席の倒し方で注意しておきたい事
新幹線トラブルの代表格といえば、
座席の倒し方に関するもの。
皆さんは、新幹線に乗るとき
座席を倒しますか？
一息ついてゆったり過ごしたいですし、
倒す人は多いですよね。人によっては
MAXで倒すという方もいるでしょう。
その時、後ろの席の人に
注意されたことはありませんか？
新幹線の座席の裏には、テーブルや
ボトルスタンドがついていますよね。
テーブルでパソコンを開いていたら、
シートを倒されると見えなくなって
しまうでしょう。
コップやペットボトルを置いていたら、
ひっくり返ってしまうかもしれません。
何の了解もなくシートを思い切り倒す
なんて、完全な迷惑行為です。
人によっては、座席についている機能を
使って何が悪いという方もいるでしょう。
でも、本当にそれでいいのでしょうか。
自分が相手の立場だったら、座席を
めいっぱい倒されたら不快ですよね。
どんな時も、相手の立場を考えて行動できる
のが大人です。座席を倒すときには、事前に
後ろの人に声かけしましょう。
声かけしてOKをもらったら、倒せる範囲
までシートを倒しましょう。もしも断られた
場合は、そのまま座っていましょう。
どうしてもシートを倒したい人に、
とっておきの情報をお教えします。
指定席車両の、一番後ろの座席を指定
しましょう。これなら後ろに人がいない
ので、思い切り倒しても大丈夫です。
旅行や出張の予定が前々から決まって
いるなら、早めに座席を予約しましょう。
ちなみに、ヨーロッパの列車はシートを
倒すことは出来ません。倒せたとしても、
わずか数センチずれる程度のものです。
列車だけでなく、観光バスも同じこと。
倒せる角度は日本よりも小さいのです。
それと比較すると、日本の新幹線は
快適な環境が整備されています。
みんなが快適に過ごせるように、
マナーを守って機能を使用しましょう。
新幹線で席の向きを変えられないものはあるの？
実は、新幹線の座席は全て向きが
変えられるワケではありません。
一般の自由席や指定席は、
座席の向きが変えられます。
しかし、グリーン車以上のランク…
グランクラスや個室席などは、座席の
向きが変えられません。
ただし、グリーン車でも座席が回転しない
タイプの車両はありますし、山陽新幹線の
一部区間で運行している車両では、通常の
座席でも回転しないものがあります。
まとめ
新幹線の座席トラブルは、
できるだけ回避したいですよね。
座席を回転させたり、倒したり
する際はマナーを守りましょう。
向かい合った席が全て知り合いで
埋まらない限り、向きは変えない
ようにしましょう。
席を倒すときも、必ず後ろの席の人に
了解を得てからにしましょうね。
