シングルマザーとして働いていても、
仕事を辞めたい時ってありますよね。
しかし、シングルマザーの就業環境は
とても厳しいものです。一度、会社を
辞めてしまうと、再就職先を見つけるのは
すぐには無理かもしれません。
でも、すぐに再就職先が見つからなくても
落ち込まないでください!
転職がうまくいかないのは、もしかしたら
業種や職種、雇用形態など、条件を
絞りすぎているからかもしれません。
ここでは、シングルマザーの転職状況や
転職ポイントをご紹介します。
給与やキャリアアップのために
転職したいシンママは、要チェックです!
転職が難しい?シングルマザーで仕事が中々決まらない理由とは?
それでは、シングルマザーの転職先が
中々決まらない理由をご紹介しましょう。
① 転職条件を絞りすぎている
シングルマザーの場合、転職条件には
かなりこだわりがありますよね。
例えば、
「給与が良く、土日は休みで残業なし」
とか。多くのシンママは、子どもの
ために子育てや家事への影響が少ない
条件で仕事を探します。
働きやすい条件がそろった仕事は、
当然ながらライバルも多数です。
その分、採用に至るのもかなり
困難になります。
給与や時間など、条件だけで仕事を
選ぶのはちょっと待ってください。
条件の幅をひろげることで、
仕事の選択肢はもっとひろがります。
転職先がすんなり決まるかもしれませんよ。
② 雇用形態にこだわりがありすぎる
子供との生活を安定させるために、
正社員にこだわる方は多いと思います。
でも、転職組がすんなり正社員に
決まるケースはそう多くありません。
転職するときは、まずはパートや
アルバイトからスタートしましょう。
そこから正社員にステップアップ
するほうが現実的です。
正社員登用をうたった仕事の募集は
決して少なくありません。
まずは、パートやアルバイトで様子を
見ながら、長期的視野で正社員を
目指しましょう。
③ 自分にできる職種や業種を
決めつけている
「わたしは事務職しかできないし…」
などと、自分にできる職種を
決めつけていませんか?
「サービス業や飲食業は大変そう…」
と、業種のイメージだけで
応募を躊躇していませんか?
イメージだけで職種や業種を決めつけると、
仕事の選択の幅が狭まります。
もし、事務職にばかり応募して不採用が
続いているなら、方向転換の必要があるかも。
意外と、未経験者歓迎の企業は多くあるものです。
イチから教えてもらえるなら、かえって
仕事が身につきやすいはずです。
経験のある職種だけでなく、未経験OKの
職種にも応募してみましょう!
絶対失敗しない!シングルマザーの仕事の選び方と成功のポイント
それでは、シングルマザーの仕事の
選び方と、成功のポイントをご紹介します。
① 仕事に求める条件を
しっかりと明確化しておく
転職先を探すには、仕事に求める条件を
明確化しておかなくてはいけません。
例えば、給与や労働時間、
残業の有無や休日日数など。
まず、譲れない条件を紙に書き出して
みましょう。そして、それらを自分なりに
客観的に整理してみるんです。
すると、自分が求める条件が明確化され、
仕事探しの基準がはっきりします。
この作業をやっておかないと、漠然とした
考えで転職活動をすることになります。
入社した会社が条件に合っていないと、
後々トラブルに発展します。短期間で
転職を繰り返すことになりかねません。
短期間での転職の繰り返しは、会社に
迷惑をかけるのはもちろん、自分の
キャリアにも傷がついてしまいます。
理想的な転職先を見つけるには、まず、
選択の基準がはっきりしていること!
まず、普段の生活レベルや子供の将来を
念頭に置いて、基準を決めましょう。
そして、どれくらいの収入や貯金が
必要なのか。どれだけ仕事に時間を
費やせるのかを考えましょう。
そうすることで、自分が目指すべき
転職先が見えてきます。
② 将来性のある仕事をチョイスしよう!
シングルマザーの皆さん、
仕事選びの基準は何ですか?
やはり、生活を安定させるために
収入が最優先でしょうか?
確かに、生活のため、子どものためには
お金が必要です。この考えはけして
間違ってはいません。
でも、目先の収入に惑わされると、
転職に失敗する可能性もあります。
転職先を選ぶときは、その会社の
将来性にも目を向ける必要があります。
最低でも、子供が自立するまでは
働かなくてはいけませんよね。
そのためには、長期的な計画で
転職先探しをしなくてはいけません。
例えば、建築系の派遣をチョイスしたら、
時給は確かにいいでしょうが、昇給や
ボーナスはないかもしれません。
それなら、正社員で経験を積むのを
おすすめします。長い目で見れば、
派遣よりも安定した収入を得られます。
また、いくら収入が良くても仕事内容に
興味がなければどうでしょう。やりがいを
感じられないまま働くと、思わぬ失敗を
招いてしまうかもしれません。
仕事選びをするときのポイントを
まとめると、以下になります。
・やりがいがもてる仕事であるかどうか
・昇給&昇進が見込める仕事かどうか
・ほかの会社でも役立つ技能が身につくかどうか
・働きながら資格取得が目指せるかどうか
・将来的に需要がなくならない業種かどうか
上記のポイントを押さえておけば、
シンママの転職もうまくいくでしょう。
③ シンママを歓迎している会社を選ぼう!
シングルマザーは、時間的な制約が
あるので、実際転職はかなり不利です。
企業側からすれば、残業や休日出勤を
してくれる人の方が使いやすいからです。
同レベルのスキルを持った他の応募者が
いたら、選考で落とされるかもしれません。
同じ転職活動をするなら、シンママを
積極採用している会社を選びましょう。
「特定求職者雇用開発助成金」
という制度があります。この制度は、
就職困難者を雇用した企業に
助成金が支払われる制度です。
この助成金制度を活用している会社なら、
シンママでも不利になりません。
むしろ優遇される傾向がありますので、
仕事が決まりやすくなります。
まとめ
シングルマザーの転職活動は、
そうでない人よりも困難です。
子供を優先するゆえに、収入や時間の
条件が厳しくなってしまうからです。
自分本位で会社選びをしていると、転職は
うまくいきません。企業は、業務に貢献して
くれる人を求めているからです。
転職時は、自分が会社に何を提供できるのかを
しっかりアピールしましょう。それができれば、
シンママでも転職を有利に進められるでしょう。