面接時の第一印象は大切です。
その中でも髪型は大切なポイント。
男性の場合は、
「おでこを出す」
「耳や眉毛に前髪をかけない」
「色は黒」
女性の場合は、
「長い髪はまとめる」
「前髪にかからない前髪にする」
「おでこの一部や耳は出しておく」
「黒髪が基本」
これらの基本を守りながら、
マナーある面接をしていきましょう。
転職面接は新卒面接とは何が違う？押さえておきたいマナー一覧！
新卒者と転職者の面接は、
同じようで違います。
それは、企業が求める人材基準が
違ってくるから。
ですのでこちらは、企業側があなたに
何を求めているのか、という点を把握して
面接の準備をしていく必要があります。
では、新卒・転職それぞれの違いと
マナーを説明していきます。
中途採用の場合、最も注視されるのは
「即戦力なのか？」ということ。
新卒者と中途者の大きな違いは
社会経験の有無。
中途者と新卒者とでは、社会経験や職歴など
面接担当者の着目点も違ってきます。
私も10回以上の転職を繰り返してきましたが、
やはり面接で聞かれるのは過去の職歴です。
新卒者が面接で重視されることは、
「企業への志望動機」
「在学中に身につけた知識」
「企業での適性」
それに対して、中途者の場合は
「今までの経験」
これらが、企業にとってどう力になるのか、
という点を見てきます。
しかし、現代は人手不足・少子化・高齢化社会。
時代の規定も変わってきていると感じます。
あくまで私の考察ですが、今は、すぐに辞めて
しまう人も多く、募集をかけても人が来ない
という状況になっています。
求人情報に目を通していると、
「急募」
「人柄重視」
「職歴不問」
こういった募集文が目立ちます。
また、ニートの社会復帰を支援する企業
などもあり、昔に比べて転職しやすい
世の中になってきていると思います。
だからといって、面接が適当でいいという
ことでありません。
新卒者であれば、自分が学んできたことや
志望動機。中途者であれば、過去の職歴や
スキルなどをPRしていきましょう。
中途者は、新卒者に比べて圧倒的に
情報量が少ないです。
新卒者のように、企業による説明会が
たくさんある訳ではありませんし、
学校によるサポートも受けられません。
情報を自分で調べていくしかないのですが、
逆に言えば、積極的に自分で情報を得ていく
姿勢をアピールできるということ。
また、自由に調べられる分、新卒者の
知らない情報が手に入るというメリットも
あるでしょう。
要は、チャンスの数に違いがあるだけです。
どっちが良い悪いということではなく、
全て自分次第ということですね。
では、面接のマナーについて説明します。
[受付時]
●『受付・控室』
まず、５分前には到着しておくこと。
これは、面接に限らず待ち合わせ等の
友人関係でも大切なことですが、
早すぎるのも相手に気を使わせて
しまいます。
５分前に着いたら、身だしなみを
チェックしておきましょう。
そして、スマホなどの電源は
忘れずに切っておきましょうね。
●『遅刻』
遅刻は信頼を失ってしまうので、
絶対にNGです。
しかし、何かの事情でどうしようもない
時は、必ず事前連絡を入れてください。
●『受付への対応』
あなたを見ているのは、面接担当者だけ
ではないことを頭に入れておきましょう。
受付から担当者への取次にも、注意を
払って適切なマナーを心がけて下さい。
●『控え室での過ごし方』
面接前に、控室で待つ場合があります。
先客がいるときもあるでしょう。
そんな時は、静かに心を落ち着かせて
面接への心の準備をしておきましょう。
[入室時]
●『面接担当者の合図で入室』
入室は非常に大事な面接要素です。
ノックをしてすぐに入るのは
マナー違反になります。
面接担当者が「どうぞ」と言ったら
入室してください。
当然、ここも既に面接範囲ですので、
意識して入室しましょう。
もし、ノックをしても反応がない場合は、
再度ノックをして確認し、それでも反応が
ない場合は、失礼しますと声をかけて
入室しましょう。
●『入室時』
ドアを開けて入室したら、
ドアの方を見ながら閉めてください。
前を見ながら閉めるのは、
マナー的にはあまり良くありません。
●『イスの横で待つ』
いきなりイスに座るのはNGです。
出入口から向かって一番奥側が上座に
なりますので、出入り口側の下座の
横で待つようにしましょう。
ただし、面接担当者が始めからここに
座るようにと指定してきた場合は、
その通りに従ってください。
●『挨拶と一礼』
面接担当者が入ってきたら、
既に座っている場合でも立ち上がって
「本日はよろしくお願いいたします」
などと挨拶をして一礼しましょう。
[面接中]
●『名刺』
面接担当者が名刺を差し出してきたら、
自分の名前を伝えて受け取ってください。
あなたに、その時在籍している企業が
あっても、名刺を渡す必要はありません。
座るように勧められたらイスに座り、
貰った名刺は左側に置いておきましょう。
●『背筋を伸ばす』
イスに座ったら、意識的に背筋を伸ばし、
手は膝上に軽く乗せておきます。
[退室時]
●『一礼して退出』
面接担当者から渡された書類や名刺などは
丁寧に持って帰りましょう。
イスから立ったら、
「ありがとうございました」
と、一礼をして退出します。
ドアの開け閉めはできるだけゆっくり
音を立てないように。
●『見送られる場合』
ありがたいことに、採用担当者が
あなたを見送り、出口まで誘導
してくれることがあるかもしれません。
その時は、帰り際に
「こちらで失礼いたします」
と、一礼をします。
エレベーターに乗る場合は、ドアが閉まる
まで頭を下げておくと好印象ですよ。
まとめ
新卒者と転職者で、面接担当者の
見る基準は違います。
ですがどちらにせよ、あなたができる
ことを力まずに伝えればいいと思います。
それぞれの面接担当者が、なにを
合格基準にしているのかは、詳しくは
こちらには分かりません。
あなたが今まで頑張ってきたことを、
元気良く伝えればいいのです。
