金魚に餌を与えすぎてない?どのぐらいの頻度だと長生きするの?

役立つ豆知識

金魚のエサやりの頻度は、買ってすぐの時

ある程度慣れた時とでは違いがあります。

 

実は、買ってすぐの時、飼い始めは

エサをあげなくてOKなんです。

 

馴染んできたら、一日数回エサを

あげなければいけません。

 

今回は、金魚のエサやりの具体的な頻度や

エサを食べない原因、またその対処方法を

ご紹介します。

 

 

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一日にどのくらい食べる?種類・大きさ別 金魚の餌の適量とは

 

金魚への与えるエサの目安は、

 

「買ってきてすぐの場合」

「通常の場合」

 

多少、違ってきます。

あなたが金魚を買ってきて、いざ

飼いはじめたとして、実は

すぐにエサをあげるのはNGなんです。

 

買ってきたばかりの金魚は、まだ

新しい環境に馴染んでいないので、

1~3日は日にちを置いて落ち着かせて

あげなければいけません。

 

エサを与えるのは、3~4日くらい

経ってから。そのぐらいを目安に

してあげるのが、金魚にとってベストです。

 

でも、なぜ買ってきた金魚にすぐエサを

与えてはいけないのでしょう?

 

それは、金魚も私たちと同じ生き物だから。

慣れない移動や新しい環境で、金魚も

ストレスがたまっているんです。

 

私たちも、ストレスがたまってお腹の

調子が悪くなること、ありますよね。

金魚も同じで、その状態でエサを与えても

消化しきれず、消化不良を起こしてしまいます。

 

そして、消化不良から体調不良になり、

死に至るケースも…。

 

せっかく可愛い金魚を買うのですから、

長生きしてほしいものですよね。

すぐにエサを与えることは、控えましょう。

 

ただし、ここでポイントです。

上記で説明したことは、あくまでも目安。

 

買ってきてすぐの金魚の様子を観察して、

元気に泳いでいるなど、環境に慣れている

と判断した場合は、早めにエサを与えても

いいでしょう。

金魚の状態をよく見ることが大切です。

 

では、通常の場合(新たな環境に慣れた時)は

どうでしょう。もちろん、金魚が環境に

慣れてくれば、エサは必要になります。

 

目安としては、「一日5回」がオススメです。

 

その際のエサの量ですが、これはあなたが、

金魚をどのくらい大きいサイズにしたいか

によって変わってきます。

実は、金魚の最低限の生命力維持に必要な

エサの量は、微々たるものなのです。

 

あなたが、通常より大きめに育てたいと

思うのであれば、生命維持に必要な量に

加え、一日数回、適量を与えてもいいですよ。

 

実は、金魚は、一週間エサを食べなくても

生きられるんです。

その反面、エサを与えれば与えるほど

食べてしまうという、非常に

食いしん坊な生き物なんです。

 

しかし、これにはリスクもあります。

エサをたくさん与えてしまうと、当然

金魚はそれだけ糞をします。放置して

いれば、余ってしまったエサ

水槽や水がどんどん汚れてしまいます。

 

さらに、エサの食べ過ぎで金魚の体が

大きくなりすぎてしまうと、泳ぐスペースが

狭くなりますよね。金魚がストレスを抱えて、

最悪の場合は死んでしまうことも…。

 

金魚がエサを食べている姿を見るのは楽しい

ですよね。ですが、過剰なエサを与えることは、

上記のような理由から、個人的にはあまり

オススメできません

 

最低限のエサの目安を知って、与えれば

いいのかなと思っています。

 

「足りていないんじゃないか」と不安に

なることもあるかと思いますので、

「金魚は一週間エサなしで生きられる」

ということを頭に入れておくといいですよ。

 

もう少し、エサの目安に関して掘り下げます。

一般的には「約5分で金魚が食べきる量」

適量といわれています。

しかし、絶対にこれでいい!ということでは

なく、水槽の大きさエサの種類水温

金魚の大きさなどでも変わってきます。

 

あなたの金魚のニーズによって、エサの量が

変わってきてしまうので、一番いいのは、

金魚を買ったショップの方と相談することですね。

 

あなたが実際に金魚を飼い始めて、エサを与える

ときに、金魚たちの様子、水槽の環境面などを

見ながら、エサの量を判断していくしかありません。

 

金魚の特徴として、エサを少し食べては休み、

また食べては休み…という食べ方をしますので、

短い時間で食べきれる量を、何回かに分けて

与えてもいいですね。

 

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適量だけど食べない… 金魚が餌を食べないときの原因・対処法

 

金魚がエサをよく食べる生き物だといっても、

もちろん、食べない時だってあります。

全く食べなかったり、口にしても吐き出して

しまったり

 

どうしたの?機嫌悪いの?なんて話しかけても、

もちろん返事はありませんよね。

金魚がエサを食べない理由には、以下のような

ことが考えられます。

 

●『エサを食べない理由』

 

まず考えられるのは、「水温が低い」こと。

金魚の活性が落ちるので食べなくなります。

もし、金魚があまり泳がずにじっとして

いたら、水温の確認をしてみてくださいね。

 

冬は、外気の気温が冷たいので自然と

水温が下がりますが、無理に金魚にエサを

与えなくても問題ありません

 

金魚の動きが良くなったら、

エサを与えてあげてくださいね。

 

でも、もしヒーターなどで水温をキープして

いるなら、原因は水温ではありませんよね。

 

それ以外の原因というと、考えられるのは

「水質悪化」の可能性。

 

水質の悪化は、金魚の体調不良に繋がり、

やはりエサが食べられなくなってしまいます。

 

水面の気泡の確認をはじめ、水の濁り

糞のたまり具合などを見ながら、水質管理

常にしておきましょう。水の汚れが目立つ

のであれば、すぐに水を変えてあげてくださいね。

 

そして、冒頭にも書きましたが、購入して

すぐの場合にも、金魚はエサを食べなくなる

時があります。

 

その理由はやはり、「環境の変化」です。

ですので、環境に馴染むまでは気長に待って

あげてくださいね。少しエサをあげなくても

金魚は急に死んだりしません。

 

金魚が環境に馴染んで活発になったら、

徐々にエサをあげてみてくださいね。

金魚のエサは種類がたくさんありますので、

アマゾンなどで調べてみるといいですよ。

 

一方、金魚は「病気にかかった時」にも

エサを食べなくなることがあります。

 

泳ぎ方に異変はないかヒレの状態に

違和感はないかなど、金魚の状態を常に

把握しておく必要があります。

 

また、糞の色が白い場合は、病気を

疑ってもいいでしょう。これは、金魚の

消化不良のサインです。その場合は、

エサの状態を確認してみましょう。もちろん

古くなっているものはNGですし、カビが

生えていないかなど、注意してみてください。

 

夜に気温が下がるシーズンは、水温低下で

金魚が体調不良になる場合があるので、

エサは午前中に与えることをオススメします。

 

ついでに、エサを吐き出す理由を

簡単に紹介しておきますね。

 

・エサが大きい

 (粒の大きいものはすりつぶして与える)

・普通にお腹いっぱい

  (エサの回数を減らすなどの工夫を)

 

以上がエサを吐き出す原因として考えられます。

 

●『金魚にエサを食べさせる方法』

 

・冬などの気温が下がる時期は、

 ヒーターを使用して水温を保つ

・居心地のよい環境を整える

   (水槽に水草やオブジェクトを設置する

  など、金魚がリラックスできるように)

・人が多く通る場所や物音がうるさい場所は避ける

   (あまり金魚を見続けるのもNG

   ストレスの原因に)

・水質管理の徹底

・エサの好みや鮮度の確認

 

以上が対策になりますので、

あなたも試してみてくださいね。

 

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まとめ

 

金魚は可愛くて、私たちに癒しを与えて

くれますが、水槽の清潔さなど、金魚に

とって心地よい環境作りは大変です。

 

しかし、金魚も自分の家族としてとらえて

あげれば、金魚を飼うことは楽しいものに

なっていくでしょう。

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