最近、色々な事が原因で眠れない人が増えていますが、
あなたはきちんと眠れていますか？
中には質の良い睡眠をとるために、
市販で売られているサプリメントを飲む人もいますが、
それでは根本的な解決にはなりません。
どうすれば質の良い睡眠がとれるのか、
これは眠れない人が増えてきている日本人には
大きな話題です。
しかし最近では、
音楽が良い睡眠をとるために
効果があるという一説もあります。
今回は質の良い睡眠をとるために
本当に音楽には効果があるのか、
その他にも安眠効果に期待出来る食材などを紹介します。
睡眠のための癒し系音楽でα波に脳を切り替えるのがポイント
質の良い睡眠をとるには
音楽を聴くと効果があるといいますが、
それは果たして本当なのでしょうか？
結論からいうと、
質の良い睡眠をとるためには
音楽に効果があるのは事実です。
ですが、音楽全てに効果があるという訳ではありません。
音楽が効果的だといわれる理由は、
脳波をα波に切り替える事ができるからです。
普段私達が生活しているとき、
脳波はベータ波であるのが基本です。
このベータ波の時は活発で、
やや緊張している状態にあります。
一方α波が流れている状態だと、
とても安心したリラックスしている状態です。
つまり脳波をベータ波から
α波に変える事でリラックスし、
より質の良い睡眠がとれるのです。
その脳波をベータからαに変えるのに
音楽が最適なのですが、
中でも癒し系の音楽が効果をもたらしてくれます。
特にゆったりとしたクラッシク音楽や、
他にも川のせせらぎの音でも
脳波をα波に変えるのに効果があります。
しかしここで大事なのは、
歌詞が入っていないかどうかです。
いくらゆったりとし落ち着いた音楽でも、
歌詞があると人間は歌詞を理解しようと
頭を働かせてしまいます。
そこでまた脳波がα波からベータ波に
徐々に近付いていく事で、
また脳が興奮状態に戻ると、当然ですが効果はありません。
そのため、質の良い睡眠を取るには
脳波をα波に切り替える事が大事、
これが第一条件です。
さらにそこでゆったりとした音楽で、
睡眠の質を高める効果を得ると覚えておきましょう。
睡眠を改善する効果あり!?安眠効果が期待できる食材って何？
質の良い睡眠に効果があるのは
音楽だけではありません。
もちろん私達が普段食べている食材にも効果はあって、
食生活を改善させる事で
睡眠の質を向上させて効果を得る人もいます。
では一体どんな食材が安眠効果に
期待出来るのかというと、
主にグリシンを含んだ食材です。
グリシンは魚介類に多く含まれており、
エビやホタテやイカなどに多く含まれています。
他にも魚介のうまみ成分には
たくさんのグリシンが含まれているので、
魚介類でとれた汁物も
非常に睡眠の質を高める効果があります。
グリシンだけでなく、
興奮状態を鎮めてくれるトリファンにも
効果があるそうです。
トリファンは牛乳などの乳製品に多く含まれており、
またトリファンを朝にとる方が睡眠の質は良くなります。
ですので、朝に牛乳やヨーグルトなどを食べて
夜に魚介類などを食べるのがベストです。
寝るとき以外に寝室は使ってはいけない！その理由とは？
睡眠の質を向上させる効果は、
食材や音楽の他にも様々なものがあります。
ですがどれを試してみても、
中々眠れないなんて悩む人も多いといわれています。
そんな人達に共通するのは、
寝室にいる時間が長い事です。
精神医学では不眠症や
質の良い睡眠をとれない時の改善策として、
寝る時以外に寝室を使わない方がいい
という説があります。
なぜかというと、
寝室などで活動していると
脳が休むタイミングを掴みにくくなるからです。
実際、寝室で普段生活している人と、
寝室とは別の部屋で活動している人は
やはり睡眠の質が違うそうです。
ワンルームマンションなどに
住んでいる人には困った話ですが、
大事なのは寝る時と起きている時の
スイッチの切り替えです。
布団やベッドをあまり視界内に
入れないようにしてみるだけでも、
睡眠の質は違ってきます。
まとめ
今回は質の良い睡眠をとるために
効果があるものを紹介しましたが、
参考になったでしょうか？
質の良い睡眠をとるための解決策は様々で、
食材や音楽の他にもたくさんあります。
ですが脳波の切り替えや食生活の改善は、
アロマなどよりも断然安眠効果があるといわれています。
質の良い睡眠がとれなくて悩む人は、
寝る前に音楽をかけてみたり
食生活を改善してはどうでしょうか。
