日本一美味しいうなぎの産地は?こだわりの完全養殖うなぎとは!?

役立つ豆知識

スタミナをつけるのにおすすめの料理

と言えば、うなぎ料理ですよね。

 

お店で提供されているうなぎのほとんどは

養殖ですが、日本一出荷量が多いうなぎの

産地はどこなのでしょうか。

 

日本養鰻漁業協同組合連合会の平成30年の

統計によると、一番の漁獲量を誇る

養殖うなぎの産地は鹿児島県となっています。

 

納得の結果ですよね!

 

では、2位以降はどこなのでしょう?

ここでは、鹿児島以外の主な養殖うなぎの

産地と漁獲量も紹介していきます。

 

さらに、一般養殖完全養殖の違いも

あわせて説明してありますので、養殖うなぎに

ついて詳しく知りたい方は、ぜひ、

以下の記事を読んでみてくださいね。

 

 

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養殖うなぎ出荷量ランキング!新鮮で美味しい鰻の名店が多い産地は?

 

それでは、最初に全国の平成30年の

養殖うなぎ出荷量ランキングベスト3

ご紹介しましょう!

 

1位 鹿児島県 6,381トン

2位 愛知県 3,459トン

3位 宮崎県 2,539トン

 

平成30年の全国の養殖うなぎ出荷量は

15,104トンとなっています。

なので、それぞれの県のシェアは、

 

1位 鹿児島県 42%、

2位 愛知県 22%、

3位 宮崎県 17%

 

1位の鹿児島県のみで全国出荷量の

約半分を占めている状況ですね。

 

うなぎの養殖と言えば、静岡県浜松市

湖西市にまたがる浜名湖が有名です。

 

しかし、60年代・70年代に、シラスウナギを

出荷していた鹿児島県・愛知県・宮崎県

直接うなぎの生育を行うようになりました。

 

それ以降、鹿児島県・愛知県・宮崎県が

主な養殖うなぎの産地となったのです。

 

それでは、平成30年の全国養殖うなぎ出荷量

4位から10位をあわせてご紹介します。

 

4位 静岡 1,457トン

5位 徳島   332トン

6位 高知   317トン

7位 熊本   207トン

8位 三重   202トン

9位 愛媛    44トン

10位 大分   29トン

 

でも、どうして「うなぎの産地と言えば静岡」

という常識が崩れていったのでしょう?

 

それは、1962年頃からのシラスウナギの

大不漁が発端でした。この不漁が要因で、

静岡のうなぎ養殖業者がシラスウナギを

求めて全国各地に向かいました。

 

そして、これまでシラスウナギの価値が

見出されていなかった地域で、高額で

シラスウナギを買いあげたのです。

 

これにより、シラスウナギは儲かる

気づいた地方の人たちが、うなぎ養殖業に

参入していきました。

 

そして、その中でうなぎの生産量を大きく

伸ばしていったのが、鹿児島県・愛知県・

宮崎県だったのです。

 

新鮮でおいしい鰻の名店が多いのは、

何といっても養殖量日本一の鹿児島県です。

 

その鹿児島県の鰻の名店を、以下に

3ご紹介します。

 

鹿児島の鰻の名店その1うなぎの末よし

 

鹿児島に行ったら、まず訪れてほしい

鰻の名店が、県庁所在地の鹿児島市にある

「うなぎの末よし」です。

 

市電の天文館通駅から徒歩1分

とても立地条件の良い場所にあるお店です。

 

お店は完全禁煙となっていて、テーブル席の

他に、お座敷なども用意されています。

 

駐車場はありませんが、近隣に有料の

コインパーキングがありますので安心です。

 

「うなぎの末よし」は創業80年の名店で、

鹿児島県最大の繁華街にある老舗です。

 

看板メニューは「うな重」で松・竹・梅の

三種類。口当たりの柔らかさが特徴です。

 

定休日は毎月第一、第三火曜日で、

営業時間は午前10時~午後8時。

 

皆さん、鹿児島旅行の際はぜひ、この名店で

美味しいうなぎを召し上がってみて下さい。

 

鹿児島の鰻の名店その2うなぎのふじ井

 

次にご紹介する鹿児島の鰻の名店は、

県庁所在地鹿児島市にある

「うなぎのふじ井」です。

 

こちらも市電の騎射場駅から徒歩2分

立地条件の良い場所にお店を構えています。

 

店内には、完全禁煙のカウンター席やテーブル席、

座敷など全部で30席が準備されています。

無料の駐車場が5台分用意されています。

 

「うなぎのふじ井」は、なんといっても

関東風と関西風が選べるのが特徴です。

 

お店イチオシの看板メニューは「うな丼」

素材は脂のノリが良く肉厚なものばかり。

 

定休日は、毎月第一・第三月曜日。

営業時間は、午前11時30分~午後3時、

午後5時~午後9時30分となっています。

 

関東風、関西風どちらの鰻も楽しみたい方

ぜひ、おすすめしたい鰻の名店です。

 

鹿児島の鰻の名店その3うなぎの松重

 

養殖ウナギの名産地鹿児島県で、最後に

おすすめするの鰻の名店は、県庁所在地の

鹿児島市にある「うなぎの松重」です。

 

こちらも立地条件は良く、

市電の二中通駅から徒歩1分の近さ。

 

お店は全席禁煙で、テーブル席や座敷などがあります。

 

駐車場はありませんが、近くに有料の

コインパーキングがあり、とても便利です。

 

「うなぎの松重」の看板メニューは「うな重」

 

甘すぎず、程よい辛さのタレがうなぎに絡んで

ご飯との相性はバツグンです!

 

定休日は毎週木曜日で、

営業時間は午前11時30分~午後9時。

 

鹿児島におとずれたら、地元に根付いた

風格あるたたずまいのこの名店で、

うなぎを楽しんでくださいね。

 

 

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ついにうなぎの完全養殖に成功!?一般の養殖との違いとは?

 

一般の鰻の養殖というのは、天然のウナギの稚魚

(シラスウナギ)を成魚に育てることを言います。

 

しかし、近年天然のシラスウナギは不漁が

続いています。そのため現在は、人工養殖

した稚魚をうなぎ養殖業者に配り、

完全養殖うなぎの商業化を目指す

取り組みが行われています。

 

完全養殖は、まずシラスウナギをウナギの

成魚に育てて産卵させるところがスタートです。

 

そして、人工ふ化させたうなぎの幼生

(レプトケファルス)を稚魚に育て、

この稚魚を成魚に生育させるのが完全養殖です。

 

完全養殖は、うなぎの幼生を稚魚に育てる

最初の段階がとても難しく、生存率を高める

ことが最大の課題となっています。

 

さらに、うなぎの完全養殖の商業化を

図るには、養殖池で稚魚を成魚まで

育てられるかどうかも課題となります。

 

現在、鹿児島の「水産研究・教育機構」には、

「増養研究所・ウナギ種苗量産研究センター」

があります。ここでは、継続した研究により

うなぎの人工孵化率が向上しており、年間に

1,500ほどの幼生が生まれています。

 

もし、完全養殖の商業化が軌道に乗れば、

また、お手頃価格でうなぎを楽しめる

ようになりそうですね。

 

 

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まとめ

 

いかがでしたか?

 

養殖うなぎの産出量は、昔は静岡県が

1位でしたが、現在では鹿児島県が

出荷量1位となっています。

 

養殖量1位だけあって、鹿児島県には

鰻の名店がたくさんあります

 

美味しいうなぎを楽しみたい方は、

ぜひ鹿児島に行って、上記でご紹介した

名店で美味しい鰻を楽しんでくださいね。

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