一人暮らしの食費を削りたいなら、まず
コンビニという選択肢を無くしましょう。
コンビニの商品は魅力的なものばかり。
弁当からデザートまで多種多様。新商品の
出るサイクルも早く、ついつい手が伸びて
必要以上に買い物してしまいます。
レジ前でお菓子やホットスナックを
追加買いしちゃったこと、あなたも
あるんじゃないですか?
そうでなくても、コンビニ商品は
スーパーなどに比べて単価が高いです。
日々の買い物をコンビニメインにして
いる間は、節約できないと思った方が
よいでしょう。
ここでは、一人暮らしの食費を抑える
方法などをご紹介していきます。
実際の支出データなどを見ながら、自分の
食費と照らし合わせてご覧ください。
年代別にご紹介!一人暮らしの食費の目安を知っておきたい!
2017年の総務省家計調査によれば、
単身世帯の食費は約40,000円(/月)。
多少の個人差はありますが、結構な
額の支出ですよね。詳しく見ていくと、
男性
・~34歳 45,197円
・35~59歳 51,237円
→平均 45,298円
女性
・~34歳 30,794円
・35~59歳 36,649円
→平均 39,649円
男性の方が、女性に比べて
平均約8,000円も食費が多くなっています。
これは、料理のスキルが低かったり、
会社の飲み会などで外食する機会が多い
せいなのではないかと言われています。
付き合いもありますから、会社の飲み会を
減らすのはなかなか難しいでしょう。
ですので、食費を軽減するには、飲み会
以外の食事を自炊に切り替えること!
朝晩の食事だけでなく、昼食にお弁当を
手作りできるようになれば、更に節約が
見込めますよ。
また、同じ一人暮らしの単身世帯でも、
勤労世帯(社会人)は42,623円(/月)
非勤労世帯(学生)は35,341円(/月)
平均で7,000円以上の差がありますね。
裏ワザを教えて!一人暮らしの節約なら食費を安くするのが一番!?
食費を抑える一番の方法は、
やはり外食をしないこと。
それ以外にどんな方法があるのか、
ここで具体的に紹介していきます。
●『一か月の予算を決める』
「一か月の食費の予算」を決めましょう。
具体的な金額を決めることがポイントです。
例えば「1万円にしよう」と決めます。
まず金額を決めて、そして
「どうしたら月1万円に抑えられるか」
と、逆算していくのです。
1万円を30日で割ると、一日の食費は330円。
「週末に2,300円分食材を買って、
それで1週間過ごせばOK」
というふうに、おおまかな計画が立てられます。
ですが、どうしても外食したい日や、友達と
飲みに行きたい日もあるでしょう。
あまりギチギチに節約して、生活が息苦しく
なってしまってはいけません。そういう時は
思いっきり楽しみましょう。
その後、1か月の期間の中で帳尻を
合わせてしまえばいいんです。
使った金額をこまめにチェックしながら、
楽しんで金額調整をしてください。
●『コンビニはできるだけ行かない』
コンビニ弁当はだいたい500円くらい。
和風・洋風・中華などなどバラエティに
富んでいますし、美味しいんですよね…。
でも、近所のスーパーなら同じくらいの
サイズの弁当が300円だったり、自炊
すれば150円くらいで作れたり。
基本的に、コンビニ商品は割高です。
一旦コンビニに入ると、弁当だけで
済まなくなってしまうのはよくある話。
コンビニは、客の導線を研究し尽くして
商品の陳列や棚の配置を行っています。
弁当だけのはずが、新作のアイスを手に
取ってしまっていたり、レジ待ちの間に
ついついチキンを追加してしまったり。
私も、まんまとコンビニの戦略に乗せられて
弁当にデザートを追加してしまうんです…。
細かい出費も、重なれば大きな浪費。
衝動買いを避けるためにも、コンビニの
利用は最低限に抑えましょう。
●『タイムセールの利用』
スーパーのタイムセール、ありますよね。
地域によって前後するでしょうが、19時
くらいにスーパーに行くと弁当や総菜が
30%OFFや50%OFFになっているアレ。
一人暮らしの強い味方です。積極的に
使用して、食費を浮かしましょう。
●『外食はNG』
外食をすれば、当然ながら高くつきます。
しかし、完全に外食を辞めるとなると
ストレスがたまってしまいますよね。
節約はよいことですが、生活が味気ない
ものになるのはいただけません。
外食をしてしまったら、
どこかで金額調整をする。
それを意識しておいて、自分へのご褒美に
たまの外食は思い切り楽しみましょう。
●『飲み物は麦茶や水道水』
喉が渇いたとき、自販機は本当に便利です。
なにせコンビニ以上にそこら中にある
ので、ついついジュースやコーヒーを
買ってしまうんですよね。
160円のペットボトル飲料も、
1ヶ月毎日買い続ければ4,800円。
家計上、無視はできない大きな金額です。
毎日ジュースやコーヒーを飲んでいるなら、
スーパーなどでまとめ買いしておくという
手もありますし、健康のためにも少しずつ
飲む量を減らすのも良いでしょう。
一番よいのは、自宅で麦茶や水道水を
水筒に入れて持参すること。身体にも
こちらの方が良いですよ。
●『お米は冷凍する』
お米は、まとめて炊いて冷凍しましょう。
お米を駄目にすることもなくなりますし、
電気代の節約にもなります。
冷凍しておくと、毎日お米を炊く必要が
なくなるので、楽になりますよ。
まとめ
一人暮らしの食費計算、けっこう
神経質になってしまいますよね。
でも、それ自体を楽しむ癖をつけると、
意外にも楽くなってくるものです。
まずは、1か月の食費の予算を決めて、
支出の帳尻を合わせながら、楽しんで
節約生活を送りましょう。