バイク窃盗犯は、マーキングのために
買い取りの勧誘チラシを貼ります。
自分のバイクに、バイク買い取り
チラシが貼られていたら、窃盗犯に
目を付けられたと考えて間違い
ないでしょう。
窃盗犯は、このチラシを目印として、
盗むバイクを決めているのです。
数日経ってもチラシが貼ったままであれば、
「このバイクの持ち主は、普段はバイクを
置きっぱなしでマメに見に来ないんだな」
と、窃盗犯はそう思うはず。そして、
盗みやすそうだと判断したバイクを
夜な夜な盗みにくるのです。
そこで、大事なバイクを盗まれない
為に、いくつかの対策を紹介したいと
思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
これで盗難されにくい!?バイクを守る盗難防止方法&グッズを紹介!
バイク好きのあなた。
大事なバイクを盗まれたりしたら、
かなりのショックですよね。
盗難されないためには、あなたの
行動や考え方をもう一度見直す必要が
あります。
まずは、盗難対策から紹介します。
●『ルートを変える』
良くツーリングをされる方に、特に
気を付けて欲しい点です。
ツーリングをする際は、行きと帰りの
ルートをできるだけ変えましょう。
同じガソリンスタンドに行くことも、
できるだけ避けた方がいいです。
窃盗犯は、目を付けたバイクを常に
監視している可能性があります。なので、
ルートに変化をつけるなどの行動で、
こちら側が対策を取る必要があります。
窃盗犯があなたのバイクを狙っていて、
後を着けている可能性もありますので、
把握されやすい行動は避けましょう。
●『SNSに上げない』
SNSブームで、レジャーの様子を投稿
するのが流行っていますが、むやみに
自分の情報を載せないほうが良いでしょう。
窃盗犯が、写真に写ったあなたのバイクや
周囲の風景から、あなたの住所や駐車場の
情報を特定する可能性があります。
自宅や、その周辺の画像、車種を特定
できるバイクの画像などは、SNSには
載せないと決めたほうがいいでしょう。
●『ツーリングで情報を抜き取られないように』
ある人の体験です。
ヨンフォアというバイクに乗っていた
ところ、60歳位のおじさんに話しかけ
られたそうです。そのおじさんは、この
バイクに強い思いがあると言い、二人は
共通の話題で盛り上がったそうです。
そのおじさんは、別れ際に一言、
「もし私が窃盗犯だったら、そのヨンフォア、
盗まれていたかもしれませんよ」
そう言ったそうです。
同じバイク好きだと思うと、親近感も
わきますし、ついつい会話が盛り上がる
のは当然のことですよね。
ですが、そういった自然な会話の中で
あなたのバイクに関する情報を抜き
取っていく、恐ろしい窃盗犯がいるのです。
ナンバーや住所などの個人情報を抜き
取られたくないのであれば、知らない
相手にはバイクのこと、あなた自身の
ことは、詳しく教えないよう注意しましょう。
ちなみに、このおじさんは自分自身が
体験した話を教えてくれた、とても
親切なおじさんだったそうです。
●『窃盗犯の心理を理解する』
窃盗犯には、
「物色型」と「ターゲット型」の
2種類あります。
物色型は、あなたのバイクを直接狙う
のではなく、まず車を使い、狙った
住宅街の周りなどを巡回します。
最初はターゲットを決めておらず、どれを
盗むのかをリサーチをしながら、徐々に
獲物に標準を合わせていきます。
そして、盗んだバイクはオークション
などで売買されることが多いです。
もし、あなたのバイクがターゲットに
なってしまったら、残念ですが盗まれない
可能性は低いです。
なので、物色型への対策としては、まず
ターゲットにならないこと。
以下に対策を紹介します。
物色型への対策は基本的には3つ。
① 道路から見てバイクが見えない場所に駐車する
② バイクカバーをかける
③ 前輪を入口と反対に向ける
②のバイクカバーは、「防水」
「耐熱」「厚手」のものを選びましょう。
バイクを盗みそこねた窃盗犯が腹を立て、
バイクを燃やす事例があるからです。
耐熱のバイクカバー、必須です。
③は何故かといえば、バイクが入口に
向いた状態で止めてあると、盗まれる
時にスムーズに取られていってしまうから。
タイヤの下にスケボーを敷き、ロック解除
なんてせずに、スーッと持っていかれる
こともあるんです。
逆に言えば、前輪を入り口と反対に向けて
あると、運び出しにくいということ。
窃盗犯も、盗みやすいバイクを選びますから、
時間がかかりそうなものはターゲットから
外れる可能性が高まります。
次に、ターゲット型ですが、このタイプは
すでに盗むターゲットが決まっています。
絶版車やハーレーなど、高価で珍しい
バイクを獲物として見ている窃盗犯です。
要は窃盗のプロということ。
例えば、屋内に保管していたとしても、
盗むと決めていたらどんな手段を
使ってでも盗もうとします
このテの窃盗犯への対策は非常に
難しいですが、防犯グッズを利用
していきましょう。
大事なポイントは2つ!
「ロックは後輪にすること」
「地球ロックをすること」
これは絶対に守ってください。
タイヤチェーンをする際は、できるだけ
前輪と後輪の両方につけて欲しいですが、
一つしかない場合は後輪につけることを
オススメします。
しかし、チェーンロックも万能では
ありません。
油圧カッターでいとも簡単に切られて
盗まれることもありますし、チェーンが
切られなかったとしても、タイヤごと
外して盗まれることすらあります。
タイヤを外す場合は、後輪により時間が
かかるので、後輪にチェーンロックを
かけるといいですよ。
もっと言えば、フレームに入れての
ロックがオススメです。アラーム付きの
ものもいいですね。
そして、ロックは地球と繋ぐことを忘れずに!
地球ロックとは、電柱や標識のポールと
一緒にロックすることをいいます。
一番いいのは地面につなぐことですが、
それが不可能なら、フェンスなどに
つなぎましょう。
もしもの場合の予備知識!バイクが盗難されたらやるべき行動まとめ
データを見ると
「未検挙率は80%以上」
とあります。つまり、もしあなたの
バイクが盗まれたとしたら、ほぼ
戻って来ることはないということ。
悲しいですが、盗まれたあとの
ことも考えておくべきでしょう。
盗難保険などを考えておきましょう。
まとめ
バイクの窃盗犯の手口は実に巧妙です。
紹介した対策を確認し、自分のバイクを
盗まれない対策を常に考えておきましょう。
結局、自分のバイクを守るのは自分自身。
防犯グッズなども利用していきましょう。