彼岸花の花言葉は怖い?色によっても違う彼岸花の花言葉や由来

役立つ豆知識

お彼岸の頃、墓地の周辺に

彼岸花が咲いているのを見かけませんか?

彼岸花という名前は、なんだか

あの世を連想させる怖い名前です。

 

その死を連想させるネーミングには、

縁起が悪い、もしくは不吉な

イメージが付きまとうかもしれません。

 

彼岸花の花言葉は

「悲しい思い出」

亡くなった人に対する思いを表すものです。

ちょっと怖いものがありますね。

 

ただし、「陽気」「情熱」など

明るい花言葉もあります。

 

ここでは、そんな彼岸花の花言葉や、

色による花言葉の違い

ご紹介させて頂きます。

 

彼岸花の花言葉に関する豆知識を

お知りになりたい方は、ぜひ、

以下の記事を読んでみてくださいね。

 

 

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彼岸花の花言葉の由来を調べると、不吉や怖さはほとんどない

 

9月になり、

お彼岸の季節が近づいてくると、

目にすることが多くなってくるのが

彼岸花ですよね。

 

このお花は、映画や漫画では

お墓のシーンなどで使用されることが多いので

なんだか怖いイメージがあります。

 

でも、彼岸花の花言葉って

実はそれほど怖くないイメージのモノも

あったりするのです!

 

そこで、まず彼岸花の花言葉の

由来をいくつかご紹介します。

 

① お墓の近くに植えられていることが

  由来になった彼岸花の花言葉

 

お墓の近くに植えられていることが

由来になったの彼岸花の花言葉には、

 

・悲しい思い出

・追想

・諦め

 

などがあります。

 

例えば「悲しい思い出」という花言葉は、

亡き人が逝去した日の思い出が

花言葉の由来だったりします。

 

「追想」という花言葉は、

亡き人との過去の思い出を

思い出すという意味でしょう。

 

さらに、「諦め」という花言葉は、

故人への想いや心残りなどがあっても、

もうそれを伝えることはできない、

諦めないといけないという意味です。

 

それぞれ、

亡き人への様々な思いを表している

少し悲しい花言葉ですね。

 

でも、死を連想させはしますが、

怖い花言葉とは言えないかもしれません。

 

② お墓参りの際に彼岸花を

  目にすることが由来となった花言葉

 

お墓参りの日に彼岸花を目にすることや

墓地に彼岸花が植えられていることが

由来の花言葉には、

 

・また会う日を楽しみに

・再会

 

などがあります。

 

これは、彼岸花がお墓参りの際に

必ず目にする花なので、自然と

このような花言葉になったのでしょう。

 

例えば、

「また会う日を楽しみに」という花言葉は、

またお墓参りで再会しようというのが

花言葉の由来です。

 

そのほかにも、

自分が死んだときには、そちらの世界に行って

再会するよというのがこの花言葉の

由来でもあります。

 

「再会」という花言葉は、

お彼岸にお墓に眠る人と再会するというのが

花言葉の由来だったりします。

 

 

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色によって違う彼岸花の花言葉。赤い彼岸花の花言葉は「情熱」

 

彼岸花の色には、

黄色などがあります。

この色によって彼岸花の花言葉は

違ってきます。

 

そこで、

以下に色による彼岸花の花言葉の違いを

ご紹介させて頂きます。

 

① 赤い色の彼岸花の花言葉

 

赤い彼岸花の花言葉には

「情熱」というものがあります。

それは目の覚めるような赤い色の彼岸花に

ぴったりの花言葉と言えるでしょう。

 

赤い彼岸花には、

「悲しい思い出」という花言葉もあります。

赤い彼岸花は墓地の周辺に

植えられていることが多いので、

それがこの花言葉の由来となったのでしょう。

 

 

② 白色の彼岸花の花言葉

 

白色の彼岸花の花言葉には、

「あなたひとりを想っています」や、

「再びお会いする日を楽しみにしています」

というものがあります。

 

これらの花言葉は、考えようによっては

亡くなった人への変わらぬ思いを

表しているように感じられますね。

 

どちらの花言葉も

白い彼岸花の清楚で綺麗なイメージにふさわしい

素直でまっすぐな思いを表しています。

 

 

③ 黄色の彼岸花の花言葉

 

黄色の彼岸花の花言葉には、

「追想」深い思いやりなど、

捉え方によっては故人への思いが

伝わるものがあります。

 

でも、それは後ろ向きではなく、

悲しみを乗り越え、前向きに進んでいく

イメージのポジティブな思いです。

 

黄色の彼岸花には、他の色の彼岸花よりも明るい

「陽気」「元気な心」という花言葉もあります。

 

 

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怖いのは花言葉ではなかった!彼岸花の別名

 

実は、彼岸花には1000以上の別名が存在します。

 

一般的には彼岸花と呼ばれていますが、

人によっては別名でいつも呼んでいるかもしれませんね。

 

ここでは怖いものも含めて

彼岸花の別名をご紹介させて頂きます!

 

 

① 曼殊沙華(マンジュシャゲ)

 

彼岸花の別名として有名なのが、

曼殊沙華です。

曼殊沙華は、サンスクリット語で

天界の花を意味します。

 

天界というと死後の世界の

イメージがありますが、実際には

天界に咲く花は良いことの前触れだったりします。

 

仏教の経典では、

おめでたいことがあるときには

天から花が降ってくると言われています。

 

さらに、曼殊沙華には

見る人の心を柔軟にするという

意味もあります。

 

 

② 死後の世界を表す彼岸花の別名

 

彼岸花には、ちょっと怖い

死後の世界を表す別名があります。

それは、以下の通りです。

 

・死人花(シビトバナ)

・幽霊花(ユウレイバナ)

・地獄花(ジゴクバナ)

 

彼岸花が咲く9月はお彼岸の時期。

あの世とこの世が通じている時期と

言われています。

 

この、ちょっとおどろおどろしい

彼岸花の別名は、そんな時期に咲く

彼岸花ならではのものと言えますね。

 

 

③ 毒々しい彼岸花の別名

 

皆さんご存知かもしれませんが、

彼岸花には毒があります。

 

昔、非常食として

彼岸花を食べていたときには、

彼岸花を水にさらして毒を抜いてから

球根を食べていました。

 

しかし、彼岸花に毒があることには

変わりありませんので、

毒花(ドクバナ)痺れ花(シビレバナ)

などの別名があります。

 

この別名は、

彼岸花に毒があることを知らない子供たちが

誤って食べないようにするためのものでした。

 

 

④ 花の咲き方、葉の生え方からついた別名

 

彼岸花には、葉見ず花見ずという

変わった別名があります。

なぜ、この別名になったのかには

ちゃんとしたワケがあります。

 

まず、彼岸花は花が咲いている時期には

葉がありません。そして、

葉をつけている時期には花がありません。

 

つまり、彼岸花は茎がまっすぐ伸びた後に

花が咲き、花が散ると葉っぱが出てくるので

そう呼ばれているのです。

 

また、捨て子花という別名もあります。

 

それは、彼岸花独特の

花の咲き方と葉の生え方から

葉を親に見立て、葉(親)に捨てられた

花(子)という別名になりました。

 

 

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まとめ

 

いかがでしたか?

 

彼岸花の別名には毒々しいものや

死後の世界を表すものがあります。

 

でも、花言葉は確かに

死を表すものがあるのですが、

それほど怖いものはありません。

 

さらに、黄色い彼岸花の花言葉は

明るいイメージの意味もあったりします。

 

お彼岸の時期には、

彼岸花の花言葉に思いをはせながら

お墓参りするのもいいかもしれませんね。

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