世界にあふれる珍しいわんちゃんたち。
日本の「甲斐犬」や「秋田犬」なども
レアな犬種にあげられますね。
今回は、レアな犬種の中でも日本犬に
特化した情報をお伝えします。
初心者でも飼いやすい犬を中心に紹介
していきますので、ぜひ参考に
なさってください。
日本犬って呼ばれるのは何種類?特徴をとらえたランキング!
あなたは「和犬(わけん)」という言葉を
ご存知でしょうか?
今は、「日本犬」と呼ぶ方が多いでしょうか。
日本で生まれた犬の中でも、日本原産の
純血種のことを言います。
現存する日本犬は、6種類。
「柴犬」
「秋田犬」
「紀州犬」
「北海道犬」
「四国犬」
「甲斐犬」
お馴染みの犬種から聞き慣れない犬種まで、
この6種類が日本犬にあたります。
現在は、海外からの外来犬種が増えてきて
いることもあり、日本犬は国の天然記念物に
指定され、日本独自の貴重な存在として
扱われています。
また、「日本犬保存会」が日本犬の
純血種の保存に力を入れています。
それでは、この6種類の日本犬を
紹介していきますね。
●『柴犬』
名前を聞けば、誰でも姿をイメージできる
のではないでしょうか?
日本犬の代表格として、多くの人に
愛されている犬種ですね。
日本犬の中で飼育頭数が最も多く、
海外でも大人気の可愛い犬です。
大きさは、オスが39.5cm、メスが36.5cm。
体重は、約9~12kgになります。
日本犬の中では大きい方ではありませんが、
バランスの良い筋肉質な体躯をしています。
カラーは赤・黒・胡麻・黒胡麻・赤胡麻。
飼い主のいう事をしっかりと聞き、忠実さと
自立心がある飼いやすい犬です。
オオカミの血を濃く引いていることもあり、
警戒心が強く神経質なところもありますが、
愛嬌があって可愛らしい姿を見せてくれます。
●『秋田犬』
秋田県で繁殖された犬です。
元々は、秋田のマタギ犬として扱われ、
飼育されていました。
大きさは、オスが67cm、メスが61cm。
体重は、30~60kgになる超大型犬です。
カラーは赤・虎・白・胡麻。
忠犬ハチ公でもおなじみの秋田犬は、
穏やかで愛情深い性格です。
ただ、ルーツは猟犬ですので、警戒心が
強いところも見うけられますね。
●『北海道犬』
「アイヌ犬」とも呼ばれる犬です。
元々は猟犬として、北海道のアイヌ民族と
共に生活をしていました。
携帯電話会社のCMキャラクター、
「お父さん犬」として知名度が上がりました。
北海道の凍てつく寒さにも耐えられるだけの
強さと持久力がある、筋肉質な犬です。
大きさは、オスが48.5~51.5cm、
メスが45.5~48.5cm。
体重は、約20~30kgになります。
カラーは胡麻・虎・赤・黒・黒褐色・白。
ルーツが猟犬なので警戒心が強く、勇猛果敢。
そして、飼い主には忠実です。
●『甲斐犬』
こちらの犬種は、知らない方も
いるかもしれません。
甲斐地方(山梨県)の山岳地帯で誕生
した犬種で、鹿や猪を狩る役目を
担っていました。
大きさは、オスが50cm、メスが45cm。
体重は、14~18kg程度になります。
柴犬より少し大きいくらいですね。
足腰が強いのが特徴で、筋肉質で
いかにも強いイメージがあります。
カラーは黒虎・赤虎・虎。
単色で生まれても、大人になるにつれて
虎模様が浮かんできますよ。
●『紀州犬』
紀州地方(和歌山県、三重県付近)の
山岳地帯で誕生した犬です。
こちらも狩猟犬として活躍しており、
「那智犬」
「太地犬」
「熊野犬」
「奥吉野犬」
という名で呼ばれていました。
日本犬保存会に登録されてから、
紀州犬という名前に統合された形です。
大きさは、オスが52cm、メスが49cm。
体重は、14~27kgほどになります。
カラーは白・赤・胡麻。
今は、紀州犬の中でも白いものが多く
飼育されていますが、他の色を好む人も
多くいます。
性格は、真面目で忍耐強く、
飼い主には忠実です。
●『四国犬』
高知県の山で暮らす土着犬の系譜。
「高知犬」としても知られていますね。
ヤマイヌという野犬の部類でもあり、
オオカミのような風貌で、少し怖い印象を
受けるかもしれません。
「阿波系」
「本川系」
「幡多系」
の3つの系統が残っていましたが、
特に山深い「本川系」が四国犬の純血種と
され、保存されています。
大きさは、オスが52cm、メスが49cmで、
体重は、15~25kg前後になります。
カラーは胡麻・赤・黒褐色。
飼い主には従いますが、それ以外の人間には
歯向かう強い闘争心と凶暴さがあります。
また、猟犬として判断能力にも優れ、
冷静さがあるところも魅力ですが、
一般的な飼育は難しいとされています。
初めてでも飼いやすい犬の種類ランキング!選ぶポイントとは?
ここでは、初めて犬を飼おうと考えている
あなたのために、初心者でも飼いやすい犬を
紹介していきます。
●『トイプードル』
言うまでもなく、かなり人気の犬種です。
見た目が愛くるしいだけでなく、学習能力が
高く、しつけやすい犬種なんです。
臭いも特に無く、毛も落ちにくいので、
手入れの手間もあまりかかりません。
大きさも成犬で30cm前後なので、
部屋の広さに不安のある人でも大丈夫。
価格としては20~30万ほど。
食費は抑えられますが、オシャレに力を
入れたいのであれば、それなりに維持費が
かかりますよ。
●『シーズー』
短期間ですが、私が学生時代に
飼っていた犬種です。
人懐っこい性格で甘え上手。非常に
飼いやすかった思い出があります。
賢い犬で、散歩のときなどは飼い主の
ペースも考えて歩いてくれるという
いじらしいところも。
たくさん運動しなければNGという
こともなく、また、臭いなども特に
ないので、比較的楽に飼える犬種です。
ただ、老化や肥満がキッカケで
「気管虚脱」という病気になる恐れが
ありますので、気をつけてください。
●『マルチーズ』
こちらも、室内犬として
非常に人気が高い犬種です。
成長しても体高25cm、重さも2.5~3.0kgほど。
長時間抱っこしても苦にならないサイズです。
価格は10万円いかない場合があることも。
ブラッシングに時間や手間がかかるかも
しれませんが、短くカットしていれば
問題ないでしょう。
以上、不動のTOP3を紹介しましたが、
人気の犬種はまだまだいます。
初心者の方が犬を飼う時、見るべきポイントは
「運動量の少なさ」
「しつけのしやすさ」
「吠える量の少なさ」
「抜け毛のすくなさ」
「被毛の手入れの楽さ」
「遺伝性疾患、病気のリスクの少なさ」
このあたりをチェックしておけば、いざ
飼い始めたときに慌てないで済みますよ
まとめ
犬を飼うことは、生涯の楽しみの
一つですよね。
近年、犬を乱暴に扱う飼い主が非常に
増えています。一度飼うと決めたら、
しっかりと愛情を持って、最後まで
一緒に楽しい思い出を作りましょう。
今回の情報をもとに、楽しいペットライフを
送って下さい。