お盆になると多くの方が帰省すると思いますが、赤ちゃんが生まれたばかりだと何かと不安な事はあると思います。
「赤ちゃんと一緒に帰省出来るのっていつから?」だとか「移動手段が大変そう……」などという不安に今から悩んでいる人は多いでしょう。
なので今回はお盆に赤ちゃんと一緒に帰省出来るのは何ヶ月からなのか、注意点などについても色々紹介します。
お盆に赤ちゃんと帰省は何ヶ月から?
まずお盆に赤ちゃんと一緒に帰省出来るのは何ヶ月からなのかについてですが、結構勘違いをしている人も多いです。赤ちゃんが外に出ていいのは生後1ヶ月の検診を受けてから、本格的に外に出ていいとお医者さんから許可がでます。
ですが帰省となると、もちろん移動時間が長かったり、移動方法も異なるので生後1ヶ月ではまだ出来ません。大事なのは赤ちゃんが長時間ある程度の姿勢を保てるかなので、首がすわっていなければ控えるべきです。
大体赤ちゃんの首がすわり始めるのは生後3ヶ月から5ヶ月なので、基準としては首がすわり始めてきてからが良いでしょう。
帰省するときの移動方法のオススメは?
では実際帰省するときおすすめの移動手段はなんなのかというと、車が1番打妥当です。電車や新幹線などという手段もありますが、この2つにもいくつかのデメリットがあります。
例えば電車であれば、一般の方が多く乗車しているので、赤ちゃんが途中で泣きだしたりすると少なからず迷惑になってしまいます。
また、おしっこなどをした場合は、おむつを替えたり、排泄物の匂いが車内に蔓延しない様に途中で下車しなければなりません。新幹線などで指定席を取れば、そういった問題は解決出来ますが、そもそも赤ちゃんが長時間の移動に慣れていないと、新幹線も中々難しいです。
また中には乗り物酔いなどをして吐いてしまう赤ちゃんもいます。なのでそれを考えると、車であれば色んな事に対応は出来ます。
途中でぐずりだしても周囲の目を気にする事はありませんし、おむつなどの交換も車内で出来るので、車で移動できる範囲なのであれば車が良いでしょう。
飛行機や船での移動を考える人も多いと思いますが、飛行機だと新幹線や電車での移動と共通する所は多くあります。船での移動だと飛行機や新幹線以上に、船酔いの可能性も高くなるので、よく考えたほうが良いかもしれません。
ですが車で帰省するときも注意は必要で、特にチャイルドシートがとても重要になります。
まず生後3ヶ月から5ヶ月といっても、まだしっかりと首がすわっている訳ではないので、子供が使うチャイルドシートではなく、新生児用のチャイルドシートが必要です。
もし新生児用のチャイルドシートを用意出来ないのであれば、生後3ヶ月から生後8ヶ月までの赤ちゃんと一緒に帰省する事は難しいかもしれませんね。チャイルドシートを使うとしても、帰省の前にいくらか慣れさせておく必要があります。
帰省するときの4つの注意点について
帰省するとなると、多くの人が長時間移動するかと思います。だからこそ、赤ちゃんと一緒であれば、いくつか注意すべき点があります。
・時間に余裕をもって行動
まず1つ目ですが、帰省する時にはかなりの時間に余裕を持って移動しましょう。例えば電車などで帰省するとなると、電車内で赤ちゃんがぐずり出せば途中下車しなければならない状況もあります。
なのでそれを考えると赤ちゃんを連れての帰省は、最悪丸1日掛かってしまう事だけは頭に入れておきましょう。
・周囲に気をつける
2つ目の注意点は、やはり周囲に迷惑がかからない様にする事です。赤ちゃんが途中で泣きだしてしまうのは仕方のない事ですが、やはり誰もが「大丈夫」と受け入れてくれる訳ではありません。
なのでこういったトラブルを避ける為には、乗車する人数が多い時間帯などに移動する事は避けましょう。中には、夜や深夜などの全く人のいない時間に電車で移動する人も多いです。
・暑さ対策
3つ目の注意点は暑さ対策です。家であれば冷房などがあるため暑さ対策はあまりしませんが、車内や電車で空調を利かせたとしても、汗でムレたりして赤ちゃんも不快な思いをしてしまいます。
他にも汗などで服がムレた場合、泣きだしてしまう可能性も多いので、服の替えも必要になるでしょう。また服だけではなく、脱水症状を起こさないように水分をこまめに摂る事も大事です。
・用意するもの
4つ目の注意点は、色んなものを多く用意しておく事です。まず赤ちゃんが脱水症状を起こさない様に、こまめに水分を摂らせるための飲み物はもちろん、タオルやウェットティッシュ、おむつなど、万が一の事を考えて普段の外出より多く用意する必要があります。
まとめ
今回はお盆に赤ちゃんと帰省するための注意点などについて紹介しましたが、参考になったでしょうか?
帰省先の親などに孫の顔を見せたいという気持ちもあるかもしれません。ですが赤ちゃんは大人よりも弱いので、何よりも赤ちゃんの体調などを最優先に考えて安心した上体で帰省しましょう。