近年、急用で会社を休む事が段々
難しくなっていますよね。
会社によっては有給を使わせて貰えない、
そもそも有給自体が無いということも…。
そこで今回は、急用が出来て仕方なく
会社を休む際の理由や、メールで休む
ことを伝える際の文章例を紹介します。
メールで伝える時はコレ!会社を休む旨を伝えるお手本の文章
突然身内が亡くなった。
家族が病院に運ばれて緊急入院。
実家から急に呼び出された。
急に会社を休まなければならなくなる、
そんな事態は誰にでも訪れます。
特に訃報や急病は、こちらの事情をくんで
くれません。急すぎることがほとんどです。
出勤前に突然、親族の訃報が届いた!
そんな時は、もうメールで欠勤を
伝えるしか方法はありません。
「急な出来事が起きたので
会社を休ませて下さい」
そう伝えるための、失礼にならない
文章とは?コツを3つお教えします。
① 休む理由を明確に書く
理由が曖昧すぎると、メールを受け取った
側も、「もしかしたらこれはズル休みか?」
と、疑ってしまいます。
まずは休む理由を明確に!
「昨夜から体調が悪く、今朝熱を測ったら
熱がありましたので今日は休ませて下さい」
などが、スタンダードな書き方です。
例えば、体調不良であれば
・いつから具合を崩していたのか
・今の調子はどうなのか
この2つを簡潔に書けばOK。
逆に、あまり長々と書き過ぎると
ストーリー性がありすぎて仮病を
疑われる可能性があります。
「ここ数週間体調不良が続き、今朝も熱を
測ったのですが、いよいよ悪化してしまい
ました。なので今日は休ませて下さい」
ここまで詳細に書かれると、急な発病を
知らせるメールというより、しっかり
考えられたウソのように感じられます。
十分に注意して下さい。
あくまでも、いつから悪くなったか、
今の調子がどうだからどうしたいのか、
簡潔に伝える文章に留めましょう。
② できる限り丁寧な文章で書く
やむを得ない理由とは言え、休むのは
こちら側。へり下った文章でなければ、
失礼にあたります。
例えば、理由を伝えるにも「~だから」
ではなく「~なので」を使うこと。
ただ、「~なので、休ませて下さい」
というのは少しフランクすぎるので
「~による体調不良の為、休ませて
いただけないでしょうか?」
とするのが良いでしょう。
法事や身近な人の介護などが理由の時も、
「~による~なので、休ませて下さい」
という文章は効果的です。
③ 欠勤が確定している表現は避ける
体調不良や子どもの面倒が理由であった
としても、緊急性がないならなるべく
「~させていただけないでしょうか?」
と、申し出るかたちの文章にしましょう。
何がOKで何がダメ!?会社を休む時の最低限のマナーって!?
やむを得ない急用で会社を休む際にも、
やはり最低限のマナーは必要です。
これだけは守って欲しい
① 火急の用かどうか
例えば、免許更新や、マンション・
アパートの点検などを理由にするのは
あまり良くありません。
なぜなら、免許更新・点検・検査などは、
事前に分かる事がほとんどだからです。
事前にある事が分かっているのに、
「忘れていたから」といって欠勤
しようとするのは、自己管理能力を
疑われてしまいます。
マナー違反とまではいいませんが、
事前に分かっていた事を休む理由に
するのは控えた方がいいでしょう。
② 仮病を法事などと偽る
これはマナー云々というより、
常識的に考えて駄目ですね。
実際に法事があるのならば問題は
ありませんが、体調不良だと欠勤を
認められないからといって、人の
生き死にを理由にするのはそれこそ
人としてアウトでしょう。
法事や親の介護など身内の不幸は、
なるべく休む理由に使わないように。
③ 連絡のタイミングを守る
先ほど、欠勤を伝えるメールの文章を
紹介しましたが、どちらかというと
メールより電話をした方が良いです。
メールだと状態が伝わらないので、
信ぴょう性に欠けてしまいます。
会社によってはメールでも済みますが、
できる限り自分の声で伝えましょう。
そして、電話をかける際は必ず始業前か
始業後15分までに連絡を入れること。
まとめ
今回は、会社を急用で休む際の
連絡マナーについてご紹介しました。
参考になったでしょうか?
会社を休む理由は人それぞれですが、
それを伝える際のマナーはしっかり
わきまえておきましょう。
伝え方のミスで、仮病やズル休みを
疑われてしまっては元も子もありません。
突然会社を休まなければいけなくなった
時には、この記事を思い出して下さいね。