5月にはゴールデンウィークがあるので忘れがちですが、第2日曜日に母の日がありますよね。お母さんに日頃はなかなか伝えられない感謝の気持ちを込めてプレゼントを送る日として、したしまれています。
母の日のプレゼントといえば、カーネーションやエプロン、似顔絵、手紙なんかが定番ですが1歳くらいのお子さんだとまだこんなプレゼントは用意できないですよね…。
しかし、保育園なんかでは1歳くらいの小さな子でも母の日に遊びを通しながらプレゼント作りしている所もあります。いったいどんなものをどんな風に作っているんでしょうね?
今回は母の日のプレゼントとして1歳児が作れるものをご紹介します!良かったらご家庭でも試してみて下さいね
母の日の定番 カーネーションを作ろう
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お花屋さんでカーネーションを買うのはまだ難しいので、カーネーションを作ってみましょう
手形アートでカーネーション
こちらは年齢や月齢を問わずに誰でもやりやすいので0歳児の赤ちゃんにもオススメですよ!
《用意する物》
・画用紙
・緑のマジック(緑の折り紙や絵の具でもOK)
・赤やピンクのインクや絵の具(手形アート専用のもなど)
《作り方》
①画用紙にカーネーションの茎や葉をマジックや絵の具で書いたり、緑の折り紙を切って貼ります。
②お子さんの手のひらにインクを付けて茎の先に押します。この、手形の部分がカーネーションの花になります。
《ポイント》
手形を押す画用紙は白に限らずママが好きな色にしてもいいですが、お花の色が際立つ色がオススメですよ。手のひらに比べて、指先部分はインクが掠れやすいのでしっかりと押し付けてあげるとよりお花らしく見えます。
指先をしっかりと開かせた方がよりカーネーションっぽくなりますよ!手形アートのインクを違う色にしてカーネーション以外のお花にしても素敵です。パパが余白部分にメッセージを書いたり、赤ちゃんの月齢や制作日などを記入してもいいですね。
カーネーションのペーパーフラワー
1歳くらいのお子さんは紙をビリビリに裂くのが大好き!遊びながら楽しく作れるのでオススメです。
《用意する物》
・花紙(ピンクや赤、白)
・ストローなどの細い棒
・緑のテープ
・セロハンテープ
・ハサミ
《作り方》
①細い棒に緑のテープを巻き付けてカーネーションの茎を作ります
②お子さんに花紙を裂かせてあげます
③お子さんが裂いた花紙をクルクルと茎に巻き付けてテープでとめ、カーネーションにある程度のボリュームが出るまでこの作業を続けます。花紙の部分がカーネーションの花びらになります。
④1番外側の花びらをつけ終わったら、花びらの根元を緑のテープでかくします。
⑤カーネーションの見た目を意識しながら、花びらの先をハサミで少しギザギザにします。
《ポイント》
あらかじめ、緑の紙を葉っぱの形に切って、棒に緑のテープを巻き付ける時に葉っぱを巻き込むとより茎がリアルになります。花紙はあまり細かくちぎらせずに、細長く裂かせると花紙を茎に巻き付け安いです。
仕上げのハサミでのカットはやりすぎるとお子さんが紙を破いたのが分かりにくくなるので程々にしましょうね。
カーネーションらしく見せるならピンク、赤、白の花紙がいいですが、カラフルな紙ナプキンなど柄が入っているもので作っても可愛いですよ!
カーネーションのちぎり絵
これも紙を破く作業がお子さんにはとっても楽しいですよ!
《用意する物》
・画用紙
・赤やピンクの色紙や折り紙
・ノリ
・緑のペン
《作り方》
①お子さんに赤やピンクの色紙や折り紙を破らせます
②破られた紙を画用紙にノリで貼り付けます。紙の部分がお花になります
③ペンで茎や葉っぱを書き込みます
《ポイント》
紙を破らせる時に花びらを意識して細かくちぎらせてあげるとよりお花っぽく見えます。
ちぎった紙を食べないように注意しましょうね。
メッセージカードを作る
まだ文字は書けないでしょうからメッセージは記入できないですが、お子さんの感性を重視しながらメッセージカードを作ることはできますよ!
《用意する物》
・ノリやボンド
・布、シール、折り紙、毛糸、マスキングテープなどお好きな素材
・画用紙や色紙
《作り方》
①画用紙や色紙の外側を縁取るようにノリやボンドを塗っておく
②ノリやボンドがついている部分にお子さんに素材を貼り付けさせる
③パパがメッセージを書く
《ポイント》
お子さんの月齢にもよりますが、基本的には好きにさせてあげましょう。もし、お子さんがどんな風にしたいのかを決めているようなら、周りの方がサポートしてあげて下さい。
小さな子に合わせて、先に画用紙にノリを塗っておくように書きましたが、お子さんがノリを使えるようならぜひやらせてあげてくださいね。もし、ビーズやボタンなどの小さな素材を使うようであれば誤飲に注意しましょう。
小さな子ってシールを貼るのが好きなので、ハートやお花の形のシールをたくさん貼らせてあげるとより母の日を意識した仕上がりになります。
今回はメッセージカードということで、パパがメッセージを書くとしましたが、お子さんや家族のお気に入りの写真をノリで貼り付けて写真アートのようにしても素敵です!
思い出になるプラ板アクセサリー・キーホルダー
お子さんが描いた絵をそのままアクセサリーやキーホルダーにすることができるので、身につけられる上に思い出にもなる素敵なプレゼントを作れます!
《用意する物》
・プラ板
・油性マジック
・ハサミ
・アルミ
・トースター
・穴あけパンチ
・アクセサリーやキーホルダーパーツ
プラ板やアクセサリーパーツ、キーホルダーパーツは100円均一で売っているので思いのほかリーズナブルに制作できますよ!
《作り方》
①お子さんにプラ板に絵を描いてもらいましょう(プラ板のパッケージにも書いてあると思いますが、焼いた時に1/4くらいに縮むので大きめに描いてもらいましょう)
②プラ板を好きな形切って、穴あけパンチでパーツを取り付ける穴を開けます
③プラ板のパッケージに書かれている時間、トースターで焼きましょう
④焼いて縮んだプラ板を冷まして、アクセサリーパーツやキーホルダーパーツを付けて完成です。
《ポイント》
お子さんに無理に上手な絵を描かせなくても独特のデザインに仕上がって面白いので好きに描かせてあげましょう。プラ板の角は焼いて縮んだ時に丸みをおびますが、気になる方はヤスリで削って下さいね。
母の日のプレゼントとしてママだけに用意してもいいですが、家族の人数分作ってお揃いにするのもオススメです。プラ板には油性マジックで絵を描く必要がありますが、お子さんがペンの蓋を飲み込んだりペン先を舐めたりしないように気をつけてください。また、油性マジックなので汚れてもいい服を着せてから制作してくださいね。
まとめ
1歳のお子さんと制作するためには、一緒に作る方の事前の準備や制作のサポートが欠かせません。
保育園などで制作遊びをする時も、お子さんには
・手形を押すだけ
・紙をちぎるだけ
・絵を書くだけ
・貼り付けるだけ
など簡単な作業だけをさせて、その他の作業は事前に準備しておくことがほとんどです。
また、1歳くらいのお子さんは誰かが何かしているとマネしたくなったり、自分でやってみたくなるので「これは〇〇くん(ちゃん)には難しいよ」と言ってもなかなか分かって貰えず大泣きしてしまうことが多いです。ですから事前の準備はお子さんが見ていない隙にしてしまう方がいいですよ!
お子さんが制作しやすいように簡単な作業だけ残しても、絵の具やペンを使うと体や床などに描いてしまってよごれたり、誤飲などに気をつける必要があったりとなにかと注意が必要です。お子さんをしっかりとサポート出来るように時間に余裕がある時にするのがオススメです。
お子さんが産まれてから育児や体調の変化でなかなか休む暇がないママ、場合によっては母の日には、育休も終わっていて家事や仕事でも毎日ヘトヘトかもしれませんよね。だからこそお子さんが1歳くらいのときの母の日は何かと忘れられがちなんです…。
でもせっかくのお子さんからしてもママからしても、始めての母の日!何か記念になるものが欲しいですよね。母の日は日曜ということで比較的家族みんなで過ごしやすいですから、思い出作りとしても今回ご紹介したものをぜひ試してみて下さいね。